ダイエット中でも欠かせない水分補給ですが、いつもどんな飲み物をチョイスしていますか?
食べ物は気にしていても、飲み物に関しては無意識にいつも飲んでいるものを選んでしまう女性が多くいるようです。
しかし何気なく飲んでいる飲み物がダイエットにNGだとしたら、今すぐにでも控えますよね。
ダイエットを成功させるためには、水分の種類を選ぶことは重要です。
今回はどんな水分を選ぶことがダイエットにより効果的であるか紹介します!
ダイエット中に良い飲み物を知りましょう!
・ダイエット中の飲み物の選び方
・低カロリーのものを選ぶ
普段から水やお茶しか飲まない人は、ダイエット中も同じで基本問題ありません。
しかし、たまには甘い飲み物を飲むことがあるのではないでしょうか。
実はそこが落とし穴で、種類によってはとても高カロリーなのです。
ダイエット中はつい気分を紛らわせるために甘いものをいつも以上に欲してしまうこともありますが、できるだけ低カロリーの飲み物を選ぶように気をつけましょう。
特に、外食やカフェ、コーヒーショップ、ペットボトル飲料は高カロリーのことが多いので要注意です。
・おすすめ飲み物13選
■水
水道水そのものは塩素消毒がされているので、もしそのまま飲むのであれば浄水器を通したり、ペットボトルの水(フレーバーなどついていないもの)などが良いでしょう。
水も商品によって味が違うので、自分好みのものを選ぶと良いでしょう。
また、飲むときのポイントとしては、常温以上の温度で飲むように心掛けましょう。
冷たすぎると内臓を冷やしすぎてお腹が痛くなったりと体に負担がかかってしまうこともあるので気をつけましょう。
■白湯
白湯は水を沸騰させて冷ましたものになります。白湯はダイエット中に特におすすめの飲み物です。
白湯には体の中を温めて血流を良くして代謝を上げたり、脂肪を燃焼させたり、冷え性や便秘を改善したりと、さまざまな効果を期待することができるのです。
1日全部の飲み物を白湯に変えるのは難しいという人でも、まずは寝起きの1杯を白湯にしてみませんか?
特に、冷え性で体温が低いと感じている人は白湯を試してみましょう。

■炭酸水
炭酸水は炭酸飲料と誤解されがちですが、炭酸飲料のように甘味料が使用されていないものなので、ダイエット中に飲んでも問題ありません。
炭酸水には天然のものと後から炭酸を添加したものの2種類があります。
天然のものはあまりお店などに並んでいないので、目にすることは少ないかもしれませんが、基本的にはどちらも品質には問題ないので、どちらを選んでも良いでしょう。
炭酸水はシュワシュワしていて満腹感を得やすく、食べ過ぎを抑える効果があります。
それ以外にも、血行が良くなることで代謝が上がったり、腸を刺激して活動を活発にしたり、体温を上げたりなどの効果を期待できます。
■烏龍茶烏龍茶は緑茶や紅茶と同じ茶葉から作られており、その発酵程度によって、それぞれ緑茶、紅茶、烏龍茶などになります。
もちろんゼロカロリーで、脂肪分解酵素であるリパーゼの働きを活性化させる重合ポリフェノールという成分が含まれており、特に黒烏龍茶にはその含有量が通常の烏龍茶よりも多いのです。
そのため、食事と一緒に飲むことで脂肪燃焼を助けてくれる働きがあるので、ダイエット中にには特におすすめの飲み物です。
■緑茶
緑茶にはポリフェノールの一種であるカテキンが豊富に含まれています。
カテキンには脂肪が蓄積するのを防ぎ、蓄積した脂肪を分解する働きがあります。
そのため、食事と一緒に飲むことで脂肪の吸収を抑え、運動前に飲むと脂肪を燃やす効果を期待できるのです。
ただし、緑茶は睡眠を妨げ利尿作用のあるカフェインも豊富に含まれているので飲みすぎには注意が必要です。
■ジャスミン茶家で飲むという方は少ないかもしれませんが、実はジャスミン茶もダイエット中におすすめのお茶の1つです。
緑茶と同様、ジャスミン茶にもポリフェノールが含まれており、脂肪燃焼を助けたり、利尿作用によって体内の余分な水分を排出してむくみを改善したり、タンニンという成分の効果が便秘を解消したりといった効果を期待することができます。
■プーアール茶
プーアール茶にはポリフェノールの一種である重合カテキンと没食子酸(もっしょくしさん)と呼ばれる成分が含まれています。
重合カテキンは簡単言うと、通常のカテキンよりも強力なカテキンになり、脂肪が蓄積するのを抑えたり、脂肪を燃焼させたりする働きがあります。
没食子酸は重合カテキンと働くことで、胆汁による脂肪の分解吸収をブロックしてくれる働きがあるのです。
■ルイボスティールイボスティーは南アフリカ原産のノンカフェインのお茶です。
脂肪の吸収を抑えたり、代謝をアップさせる効果がある他、抗酸化作用やリラックス効果、便秘改善の効果や利尿作用があったりなど、さまざまな効果が期待できます。

■黒豆茶黒豆茶は黒豆を炒って作られたお茶です。
黒豆茶には脂質の代謝を促進する働きがあるサポニンをはじめとする、脂肪燃焼や分解を促進してくれる成分が含まれています。
また、黒豆に含まれているポリフェノールの一種であるアントシアニンには強力な抗酸化作用があるので、アンチエイジングだけでなく、血流改善なども期待できます。
そして、黒豆に含まれるアントシアニンは熱に強くて水に溶けやすいという性質があるので、成分の効果を得るという点では黒豆茶は最適なのです。
■ブラックコーヒー
コーヒーに含まれているカフェインが眠気覚ましになるということをご存じの方は多いでしょう。
加えて、カフェインには代謝をアップさせることで消費量を上げたり、体温を上げたり、脂肪の分解や燃焼を促がしたり、糖の吸収を抑えたりとさまざまなダイエット効果を期待できるのです。
また、ブラックコーヒーに含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸という成分には、抗酸化作用や肝臓で脂肪を燃焼しやすくする効果があります。
ただし、これらのダイエット効果を得るためには砂糖や牛乳などを追加せず、ブラックで飲むことをおすすめします。

■ココアココアには大きく分けて、砂糖が含まれた「加糖」のものと、砂糖が含まれていない「ピュア」と呼ばれる2つのものがあります。
ダイエット中におすすめなのは、もちろんピュアの方です。
ココアにはポリフェノールやテオブロミンという成分が含まれており、この成分には、血管を広げて血流を良くし、代謝をアップさせる働きがあります。
また、食物繊維も豊富に含まれているので便秘の改善も期待できるのです。

■トマトジューストマトには、赤い色素の素でありカロテノイドの一種であるリコピンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。
このリコピンには、老化の原因と言われる活性酸素を取り除くことができる抗酸化作用があります。
また、脂肪の吸収を抑えて代謝をアップさせる働きもあるのでダイエット効果を期待できるのです。
他にも食物繊維が豊富に含まれているので便秘も改善されてお腹スッキリ効果も期待できます。
■スムージースムージは季節の野菜や果物を生で使用して作る飲み物で、ダイエット中に特におすすめなのがグリーンスムージーです。
グリーンスムージーはダイエット中に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいるので、それを補うという点でもピッタリな飲み物です。
また、材料を変えることで味も変わるので、飽きることなく飲むことができるというメリットもあります。
ただし、フルーツだけで作ったものは糖質過多になってしまうことが多いので、あまりおすすめできません。

・避けるべき飲み物とは?
■調整豆乳砂糖を入れて飲みやすくしているため糖分が多いです。
糖質オフの調整豆乳、無調整豆乳ならOKです。
ビタミン、ミネラルが補給できて、空腹感を満たしてくれる。女性にうれしいイソフラボンも豊富です。
■甘酒ビタミンB群が摂れる上に日本酒に含まれる糀が身体にいいといわれていますが、砂糖が多いため飲みすぎ注意が必要です。

■飲むヨーグルト加糖のものはNG。無糖タイプなら大丈夫です。
乳製品が苦手な方は避けよう。日本人の40%が乳糖不耐症といわれていて、乳製品を摂るとお腹を下してしまう可能性があります。
■牛乳悪くはないですが、ダイエット中には積極的に飲まなくて大丈夫です。
先ほどの飲むヨーグルトと同じで乳製品が苦手な方は避けた方がよいでしょう。
■市販のカロリーゼロ飲料カロリーゼロと書かれたジュースの多くが人工甘味料が入ったものです。
砂糖が入ってないので血糖値の上昇は抑えられるのだが、甘いものを好きな人が甘い味のものを飲んでいると、ずっと甘いものを欲する状態になります。
人工甘味料は砂糖の何百倍も甘さを感じるようにできていて味覚がマヒしてしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
痩せる飲み物は、痩せやすい体環境にするためのものです。
飲むだけで痩せることはないので、食事や運動などをしっかり取り入れてダイエットを実践するのが良いでしょう。
そしてこまめに摂取し、痩せやすい成分をしっかり体内に摂り入れることもポイントです。
