料理に様々な味のバリエーションを与えてくれる調味料は大事ですよね。
調味料と言えば気になるのは塩分かと思いますが、 意外と”糖分”もたっぷりな物が多いことをご存知でしょうか?
ダイエットや健康を考え、糖質を控えた食事を意識されている方は多いと思います。
糖質の取りすぎは血糖値の急上昇に繋がり、 肥満や糖尿病などの生活習慣病の原因となるため、 糖質コントロールは今や健康の基本として定着しつつありますよね!
でも、せっかく糖質の少ない食材を選んだり甘いスイーツを我慢しても、 調味料の種類や使い方次第では、糖分を自ら積み上げてしまうこともあります。
普段何気なく加えていた調味料が、実はダイエットを阻む盲点になっている可能性もありますので、 食材選びとともに、調味料の使い方にも気を遣ってみてほしいと思います。
今回はダイエット中に気を付けたい調味料を紹介します。
糖質の多い調味料

・砂糖
・ジャム
・ハチミツ
・みりん
・すし酢
・白味噌などの甘い味噌
・焼肉のたれ
・コチュジャン
・甜麺醤(テンメンジャン)
・ごまだれ
・顆粒だし
・顆粒、固形コンソメ
・カレールー
・シチュールー
・ケチャップ
・ソース
・ドレッシング
・粒マスタード
・スイートチリソースなど
砂糖はもちろんのこと、パンにつけるジャム、 煮物に使うみりんなど、甘味の強いものは分かりやすいですよね。
でも、すし酢や白味噌、顆粒だしにも糖質が多いことはご存知でない方も多いのではないでしょうか?
ダイエットでは野菜スープを活用する方も多いかと思いますが、 顆粒だしを使用していれば、スープと共にその糖分も飲み干すことになってしまいます。
一見ヘルシーなスープも意外な盲点になるのでので気をつけたいところです。
またケチャップやソースは糖質が多い上に、 料理に大量に使うケースが多いので危険な調味料と言えます。
例えば、オムライスやナポリタン、お好み焼きやソース焼きそば、 コロッケなどの揚げ物にかけるなど、 糖質主体の食事に更に糖質をたっぷり加えることになるので、こうした料理は要注意です。
意外なダイエットの落とし穴となりやすいのがドレッシングです。
特にノンオイルドレッシングは、カロリーが抑えられて一見ヘルシーに思えますが、 油が含まれない分コクを出して美味しくするために、大量の糖分が含まれていることも!
スープと同様に、「野菜ばかり食べているのにどうして体重が減らないの?」と言う場合、 もしかするとその原因はドレッシングにあるかも知れません。 ドレッシングを購入する際は、成分表をよく確認して糖分の少ないものを選ぶようにしましょう。
または、塩胡椒にオリーブオイル、お酢を混ぜた手作りドレッシングを自作しましょう。
自家製ならば糖質も少なく、余計な添加物も含まれないのでダイエット中でも安心です!
味噌を加えたりマヨネーズでアレンジする、 生姜やにんにくを加えるなどバリエーションも無限大ですので是非作ってみてください。
それから、砂糖が含まれていそうも無いカレールーにも、実は糖質がたっぷりです。
砂糖は含まれないものの、とろみを出すために小麦粉が多く使われているからです。
糖質が少ない調味料

・塩
・醤油
・味噌
・油
・酢
・料理酒
・ポン酢
・練りワサビ
・からし
・ゆず胡椒
・練り生姜
・豆板醤
・マヨネーズ
・バター
・カツオや昆布など自然の食材からとっただし
・カレー粉、唐辛子などの香辛料
・ハーブなど
マヨネーズは「糖質」という点からは少ないといえますが、油は多い調味料です。
また、「低カロリー」と謳っている商品は、人工的に甘味を加えている場合があります。
成分表示を良く見て、商品を選択するようにしましょう。
ダイエット中に気を付けること
・出汁を使う
「旨味」を感じると、自然と薄味にすることができます。
食材そのものの味を引きたてるため、余分な調味料を使わなくて済みます。鰹節、昆布、干し椎茸など、出汁をとるのも一つの方法です。
とはいえ、出汁をとる時間がない人や、出汁をとるのが面倒だ、という場合もありますよね。
そんな場合は、顆粒や粉末の出汁を利用するのも良いでしょう。塩が無添加の市販品を使うようにしましょう。
・よく噛む
味覚を感じる味蕾(みらい)は、液状に近いほど、よく感じるといわれています。
すなわち、よく噛むことで味覚が研ぎ澄まされるため、調味料に頼らなくても食事を味わうことができるのです。
さらに、よく噛むと満腹中枢を刺激するため、食べすぎ防止にもなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ダイエット中、糖質が多い食材を避けていても、調味料については見落としがち。塩分が高いものはむくみの原因となり、糖質が多いものは血糖値を上げるため太る原因にもなります。
基本は薄味に慣れておくことが何より大事ですが、食事の時間を楽しむためにもダイエットに影響が少ない調味料を利用しつつ、ダイエットを進めていきましょう!
それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!
