梅干しは、日本に昔からある健康食品です。
この健康食品に整腸効果があるのは結構知られた話ですよね。
梅干しを少し温めるだけでダイエット効果も期待できるってご存じですか?
今回は、
梅干しダイエットの効果とやり方

・梅干しダイエットの効果
①クエン酸が代謝を上げる
梅干しの酸っぱさの元であるクエン酸が血液をサラサラにしてくれるというのはよく聞きますね。
クエン酸には血液サラサラ作用の他に「代謝をよくしてくれる」という働きもあります。
ヒトには「クエン酸回路」という代謝経路があって、食べた物(糖質・脂質・タンパク質など)はクエン酸をはじめいくつかの酸に分解されます。
このクエン酸回路機能がしっかり働くと、余分なエネルギー源が分解され熱を発するので代謝が上がるんです。
冷え性の方は体がポカポカになり、冷え知らずになりますよ。
②むくみ解消
梅に含まれるムメフラールという成分にもダイエットや健康効果が期待できると言われており、このムメフラールという成分も、梅干しを温めることで生まれる成分であることが研究によって分かっています。
ムメフラールはクエン酸と糖が結合し、つくられているもので、血流改善効果が期待されています。
血流がよくなることでダイエットの大敵であるむくみや冷えの改善にもつながります。さらに、血流がスムーズになることで体も温まり、代謝もアップします。
ダイエット効果も高まり良いことづくめですね!
③酸化を防いでアンチエイジング
梅干しに含まれるフラボノイドとクエン酸には抗酸化作用があります。
シミやシワなどの肌老化の原因になる酸化を防ぐことで、美容効果も期待できます。
簡単に作れて手軽に取り入れることができる「焼き梅干し」で、梅干しの持つ効果をさらに高め、ダイエット&美容に役立てましょう!
④脂肪燃焼
バニリンという成分は、実は梅干しに唯一含まれる成分なんです。
バニリンが小腸から吸収されることによって、脂肪細胞を小さくすることができます。
脂肪細胞というのは生まれてから死ぬまで数は変わらず、この細胞をどれだけ小さくするかで体型が変わってくるんです。
そんな脂肪細胞に直接働きかけてくれるのがバニリンという成分で、脂肪燃焼効果が高まり、ダイエットに効果的なんです。
・梅干しダイエットのやり方
梅干しダイエットのやり方は、とても簡単で、毎日大粒の梅干しを2粒食べるだけです!
食べ方も自由で、朝食に1粒夕食に1粒でもよいですし、お昼を梅干しおにぎりにして、3時のおやつに梅干しを食べる方法でも、食べるタイミングは基本的に自由となっています。
ただし、ダイエット効果をより高めるために最も効果があると言われているタイミングがあり、それは夕食の前に1粒、寝る前に1粒食べるというものです。
梅干しダイエットの効果を最大限にしたい方向け

効果を高めるためには焼き梅干しにすることです!
梅干しを少し温めることで、ムメフラール、バニリンの効果が上昇するんです!
少しの手間で効果が増えるならぜひやりたいですよね!
それではやり方を紹介していきます!
なんと!電子レンジ500wで1分温めれば完成なんです!!
もし、電子レンジを使うのが不安な場合は、フライパンの上にアルミホイルを敷いてその上でころころと転がして温めてもOKです。
この時には、弱火でじっくりと中まで火を通すということが必要になります。
しかも、バニリンは一度加熱すればその後冷やしても数は減らないので冷蔵庫で保存も可能です。
電子レンジでの注意点の記事でも書きましたが、糖分が多いハチミツ梅を温める時は電子レンジはあまりお勧めしません。
他の種類の梅干しにしましても、水分が少ない食品ですので、必ずラップをかけるようにしましょう。
ダイエット効果の事を考えても「糖分」の少ない梅干しを使った方が効果が分かりやすいかもしれません。
注意点

・食べ過ぎ
ダイエットや健康に役立つ梅干しですが、塩分濃度は高いので食べ過ぎには注意が必要です!
食べ過ぎると胃酸過多になったり、むくみの原因にもなるので、1日3粒までとしましょう。
・就寝前には食べない
梅ぼしには塩分が多く含まれていますので、喉が渇いてしまいます。
睡眠中はそうでなくとも水分をたくさん使いますので、梅干しを食べるのは控えめにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は梅干しダイエットの効果とやり方について紹介しました。
ダイエットの大敵、女性の痩せない時期ももろともしない梅干しダイエットはすごいですね。
他にも梅干しを食べるだけで-6キロという方も!
この機会にぜひ試してみてくださいね!
それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!
