ダイエット方法

キャベツでダイエットできる?キャベツダイエットの効果とやり方とは

ダイエットの基本は、過度なカロリー摂取を抑えて、基礎代謝が多い筋肉のついた体づくりを心がけることです。

「ダイエットは生き方を変えなくてはならない」と誰かが言っていましたが、ただ単に一気に体重を落として、リバウンドしていたのでは意味がありません。

少しずつ減量し、健康体重になったら、それを維持する食と運動生活を、無理の無いように継続しなくてはなりません。

ネックになるのが、食事を楽しめなくなることです。

美味しいものはカロリーが高いのです。

今回は、キャベツダイエットの効果とやり方について紹介します。

キャベツダイエットの効果とやり方

・キャベツダイエットの効果

①食物繊維

キャベツには、食物繊維がたっぷりと含まれています。

「食物繊維は便秘解消に良い」というイメージがありますが、それは食物繊維が腸内環境を整える作用があるからです。

また食物繊維は腸の壁の粘膜にバリアを張り、脂質・糖質の吸収をゆるやかにする効果もあるため、血糖値の急上昇を抑えることができます。

さらに食物繊維はよく噛まないといけず、合わせて噛み応えもあるために、脳の満腹中枢を刺激しやすく、食べすぎを防ぐことができるのです!

お酢にはアミノ酸も豊富に含まれているため、アミノ酸とクエン酸によって脂肪の分解が促進されます。

②便秘を解消できる

腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促すために便通が改善され、腸内環境が良くなる効果があります。

③肥満を防止できる

腸内のpHを酸性にし、悪玉菌の増殖を抑え、腸内環境を改善できます。

④生活習慣病を予防できる

血糖値上昇の抑制し、糖尿病を予防することができます。

コレステロールの上昇を抑止し、動脈硬化を予防することができます。

⑤脳の働きを活発にする

食も苦戦を多く含む食品は硬い物が多く、よく噛むことで脳の働きが活性化する。

・キャベツダイエットのやり方

①キャベツ1/6個をざく切りに

キャベツダイエットとは、キャベツ1/6個(約200g)を5cm角のざく切りにし、1日3回食事の前に生のまま食べる方法です。

「キャベツの千切りやみじん切りではなく、ざく切り?」と思うかもしれませんが、細かく切る&刻んでしまうと噛む回数が減ってしまうのであまりオススメできません。

キャベツダイエットには、よく噛んで食べることで脳の満腹中枢を刺激し、食事の時の食べ過ぎを防ぐ目的があるのです!

②キャベツは生のまま10分かけて食べる

キャベツは生のまま約10分間よく噛んで食べるのがポイント。ゆっくり食べることで満腹感が1~2時間ほど継続するといわれています。

③ノンオイルの調味料を使う

ざく切りしたキャベツにはノンオイルのドレッシングなどを使用しましょう。ノンオイルであれば様々な味付けを試してもOKです。

塩コショウ、しょうゆ、ニンニクじょうゆ、レモン汁、ポン酢などにトライし飽きないように工夫するのもよいです。

④お腹がすいたらキャベツを食べる

3食以外でも、お腹がすいたらいつでもキャベツを食べてOK。キャベツなら、時間や量を気にせずに食べることが可能です。

以上4つの方法を実践すれば食事は通常どおりでよいのですが、下記のコツを守ると、よりキャベツダイエットの効果をアップさせることができますよ!

注意点

・タンパク質をしっかり摂る

基礎代謝量のうち40%は筋肉による消費です。

つまり、筋肉と基礎代謝を維持させることはダイエットに必要不可欠(推奨量:男性であれば1日60g、女性であれば1日50g)。

よって、以下の食品などからタンパク質をバランスよく摂ることを心がけましょう。

牛乳、卵、大豆製品、魚、肉などがあります。

・ごはんは1日茶碗2杯分まで

ダイエット効果を高めたいのであれば、ごはん等の炭水化物は朝と昼のみにし、夕食でキャベツを食べた後は主食(ごはん)は食べずに、おかずや汁物のみで済ませましょう。

特に、夕食の時間が午後8時以降になる場合は、主食となる炭水化物は控えたほうがベターです。

・おやつを食べるなら、握りこぶし2個分の果物

甘いものが食べたくなったら、果物をチョイス。量は目安として握りこぶし2個分です。

また、季節の果物を摂ったほうが体内が調整されてよいです。

例えば、暑い夏であればすいかを食べることで体を冷やす効果があり、また、レモンを食べることで紫外線からお肌を守ることに役立ちます。

・油と砂糖は控える

キャベツダイエット中は油と砂糖を極力控えたほうが、ダイエットの成功率がアップします。料理の際は、テフロン加工の調理器具を使う&蒸す等で油の使用量を減らしていきましょう。

・アルコールは控える

キャベツダイエットに限らず、ダイエット中はアルコールを控えたほうがよいです。

ただ、「どうしても飲みたい!」 という場合は、ビールよりワイン、ロックで飲むより水割りやソーダ割りがオススメです。

そして、飲む量は1杯200mlまでとしましょう。

・軽い運動をする

食事を終えて30分後ぐらいに軽い運動を行いましょう。

食後は血糖値が上がり、インスリンの分泌によってエネルギーを蓄積しようとするので、ここで体を動かせば血糖値の上昇を抑え、体に脂肪が溜まるのを防ぐとか。

「軽いストレッチ」「その場で足踏み」「軽めのウォーキング」「掃除」など、気軽に始められるものから実践してみましょう。

動画紹介

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、キャベツダイエットの効果とやり方について紹介しました。

キャベツダイエットといっても、ただキャベツだけを食べれば良いということではありません。

単品のみのダイエットを行えば、短期間で体重は減るかもしれませんが、本当の意味でダイエットが成功したとはいえません。

少しずつダイエットを行っていきましょう。

それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!

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