「プロテイン」とはタンパク質を英訳したものです。
日本ではプロテインと聞くと、タンパク質を摂取するサプリメントと認識されがちです。
さらには筋トレしてる人が飲むものだと思っている人もいます。
そこで今回はプロテインの種類、飲むタイミングについて紹介していきます。
どんなプロテインがあるのか見ていきましょう!
・どんな種類があるの?

店頭に並ぶさまざまな種類のプロテイン。これらの大きな違いは原材料になります。
プロテインには牛乳を材料とするホエイプロテイン・カゼインプロテイン、大豆を原料とするソイプロテインがあります。
今回はホエイ・カゼイン・ソイプロテイン、それぞれの特徴についてご紹介していきます!
・ホエイプロテイン
ホエイプロテインは母乳の成分に近く、低カロリーで栄養が凝縮しており、吸収が早いのが特徴です。
一般的に販売されている多くの商品はこのホエイプロテインになります!
・カゼインプロテイン
ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。
この主成分であるカゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。
・ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆から作られています。
大豆に含まれるイソフラボンが摂取できるため、女性向けに作られるプロテインの多くはソイプロテインです。
食物繊維が豊富なため吸収速度がゆっくりで、ダイエットにも使用されるプロテインです!

・飲むタイミングはいつがベスト?
1.運動後30分以内にとるのがベスト
プロテインを飲むベストなタイミングは、筋トレと合わせて飲む方が多いことからもわかるように、「運動後30分以内」がベストです!
これは、筋肉を構成するたんぱく質の合成が、運動を終えてから数時間のうちに最も活発に行われるからです。
運動終了後は、できるだけ早めにたんぱく質を摂取することが効果的です!!!
2.就寝前
寝前にプロテインを摂取するのが効果的な理由は、成長ホルモンが影響しています。
成長ホルモンとは脳下垂体から分泌されているもので、体の機能をコントロールする
役割や筋肉量を増やす役目を担っています。
成長ホルモンの特徴はタンパク質の吸収を促すことです!
なので、就寝する30分~1時間前を目安としてプロテインを飲むことのがベストです!
3.間食
一般に食事と食事の間や、食事とトレーニング直後のプロテインとの間に時間が空いてしまう時があると思います。
その時は、筋肉の分解を防ぐために間食としてトレーニング開始1時間前ごろにプロテインを摂取するとよいです!
・1日に必要なタンパク質の量は?
まず、一般的な日本人が1日に必要なたんぱく質は、「摂取エネルギーの13~20%」が理想的といわれています。
推奨量としては、成人男性で1日60g、成人女性は1日50gほどになります。
また、「体重1kgに対してたんぱく質1g」という見方もあります。
・必要なタンパク質量を摂取するには?
ダイエットしたいからといって、タンパク質を成人男性で1日60g、成人女性は1日50gを食事だけで取るのは大変です。
タンパク質を取ろうとするあまり、余計な資質やカロリーを摂取してしまいます。
・手軽にタンパク質を取れるのは?
牛乳ならコップ1杯(200g)で6.6g、スライスチーズ1枚(約18g)で4.1g、ヨーグルトだと1カップ(約100g)で3.6gのたんぱく質が摂取できます。
手軽に多くのたんぱく質を補うのに大変有効です。
牛乳・乳製品はたんぱく質だけでなく、脂質、炭水化物、ミネラル、ビタミンなどもバランス良く含まれていて、健康の維持・増進にとても有効な食品なんです!
なので、お手軽に始めたい方は牛乳などの乳製品を試してください!
これでプロテインについて、理解できたと思います!
