カロリーメイトダイエットは、カロリーメイトを朝食か昼食に置き換えて食べるのみで、痩せる効果が期待できる簡単ダイエットです。
気軽に購入でき、栄養補給ができる優れたアイテムですが、太るという噂は本当でしょうか?
ダイエット成功に導く、効果的に痩せる正しい食べ方を知りましょう!
今回は、カロリーメイトダイエットの効果と食べ方について紹介していきます。
カロリーメイトについて

・カロリーメイトってなに?
カロリーメイトは大塚製薬から1983年に発売されて以降30年以上皆から愛されてるヒット商品で、知ってる人も数多くいるのではないでしょうか。
持ち運びに便利で、栄養バランスの良さからもアスリート達から注目されたり、忙しくて朝食をゆっくり摂れない方などに食されてきました。
カロリーメイトは身体に必要な11種類のビタミン、6種のミネラル・タンパク質・脂質・糖質がバランスよく含まれており、腹持ちの良いショートブレッドタイプです。
味はプレーンを始め、チーズ味・フルーツ味・チョコレート味・メープル味の5種類あります。
・どんな時に食べる?
カロリーメイトの公式サイトでも、朝食の欠食が増えてきたことで忙しい現代人にふさわしい「手軽に栄養を摂れる朝食を作ろう」と考え作られたのがカロリーメイトです。
栄養バランスが良く、手軽に食べやすいことから朝食代わりに食べる方が多いようですね。
見た目はほぼおやつなので、もちろん小腹が空いた時のおやつとして食べる方も数多くいますよね。
・カロリーはどれぐらい?
カロリーメイトのカロリーをご存じですか?
1本あたり、100kcalです。
カロリーメイトの栄養バランスが良いということはわかったのですが、カロリーメイトのカロリーはどれくらいかというと・・・
1本100kcalなので4本入りのカロリーメイトを全部食べると400kcalになります。
カロリーメイトダイエットの効果

①ミネラル
カロリーメイトには、6種類のミネラルが含まれています。ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、マグネシウム、リンです。
体内で合成できないミネラルは、食事から補う事が必要があります。美容と健康に欠かせないミネラルを、しっかり補給していきましょう。
カルシウムはドリンクタイプには60mg、ブロックタイプとゼリータイプには、牛乳コップ1杯分に値する200mgが含まれています。
ダイエット中に不足しがちなカルシウムですが、カロリーメイトを食べる事で1日の摂取量に、大幅に近付く事が可能になります。
②ビタミン
カロリーメイトには、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミン12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEと11種類のビタミンが含まれています。
ビタミン類は上手に摂り入れると、身体の代謝をアップして痩せる効果が期待できて、ダイエットの強い味方です。
ブロックタイプ4本、ゼリータイプ1袋、ドリンクタイプ1缶に、1日に必要なビタミン量の約半分が含まれています。
③脂質
カロリーメイトには、ブロックタイプ1箱当たり21.9〜22.6g、ゼリー、ドリンクタイプには4.4g含まれています。
ダイエット中に、脂質は避けなくてはいけないイメージがあるかもしれません。
脂質の過剰摂取は、脂肪の増加や肥満の原因の1つです。ですが、適量であればダイエット中でも太る心配なく、体に必要なエネルギー源になります。
個人差がありますが、脂質の一日摂取量目安は約50gです。
正しいダイエット方法のもと、過度な摂取をしなければカロリーメイトの脂質量は全く問題のない量と言えます。
④糖質
カロリーメイトの製品には、28.6〜41.7gの糖質が含まれています。
白米ご飯1膳(150g)に含まれる、糖質約55gよりも少ない量です。
糖質を制限する方法のダイエットが流行っていますが、不足してしまうと痩せる前に、疲れやすさや集中力の低下を招く危険性があります。
毎日に必要な量をしっかりと把握するのが、ダイエット成功の鍵と言えます。
カロリーメイトはブロックタイプの糖質は1本当たり10g程度と、非常にわかりやすく適切な量をコントロールしやすいのも魅力的です。
⑤タンパク質
カロリーメイトには1製品当たり、卵一個分以上に値する7.6〜10gのタンパク質が含まれています。
ダイエット中は毎日カロリーを抑えるために、タンパク質が多く含まれる肉類や乳製品を制限してしまいがちです。
タンパク質不足は、筋肉の量が減るだけではなく、基礎代謝量も低下していきダイエットに悪影響を与えてしまいます。
カロリーメイトならば、余分な脂肪分を取らずに効率的にタンパク質を摂取できます。
痩せる効果だけではなく、筋肉や肌を若々しく保つためにも、積極的に食べていきましょう。
カロリーメイトダイエットの食べ方

①朝食と置き換え
ダイエット初心者さんも取り組みやすいのが、朝食をカロリーメイトに置き換えるダイエット法です。
通常の朝食より空腹感を感じるかもしれませんが、昼と夜はしっかり食べてよいので、続けやすいダイエット法といえますね。
慣れてきたら、昼を置き換える、夜を置き換える、など時間帯を変えて挑戦してみてください。
昼や夜は朝食と比べて、摂取カロリーが多いとされているので、400kcalのカロリーメイトに置き換えれば、かなり摂取カロリー量を削減できます。
②炭酸水と一緒に
満腹感を高めてくれる、ドリンクが「炭酸水」です。 カロリーメイトを食べるときのお供として、お水やお茶ではなく、炭酸水を選んでみてください。
もちろん炭酸水は、砂糖やシロップの入っていない無糖のものを選ぶのがポイントです
③おやつ代わりにはNG
上記で説明したように、一食分を補えるほど栄養価の高いカロリーメイトなので、間食をカロリーメイトにするダイエットは、当然NGです。
カロリーメイトダイエットで失敗してしまった人は、間食にカロリーメイトを食べていた人が多いようですね。
栄養価が高すぎるため、脂肪として蓄積されてしまうので、間食として食べれば食べるほど太ってしまいます。置き換えダイエットにカロリーメイトを食べて、間食は控えるか低カロリーなものを選びましょう。
注意点

・カロリーメイトは太る?
1箱食べれば満足感もありますし、腹もちもいいので、無駄な間食も防げそうですよね。
これなら、カロリーメイトダイエットは成功しそうにも思えます。
では、なぜカロリーメイトで太ってしまう人がいるのでしょうか?
・カロリーメイトは高カロリー
そもそもダイエット食品としてではなく、栄養補給のバランス食品として販売されている「カロリーメイト」です。
ブロック1本で100kcalなので、決して低カロリーなわけではありません。
食事を取る暇がないくらい忙しいひとのために、栄養を詰め込んだ食品なので、カロリーもそれなりにあるんです。
例えば、ブロックタイプ1箱4本入りを完食した場合、400kcal摂取したことになります。
400kcalといえば、白米(お茶碗1杯分)のカロリー(約356kcal)を上回ります。
約100gで356kcalの白米に対して、カロリーメイトは1箱80gで400kcalです。
カロリーのことだけを考えると、白米の方が低カロリーといえますね。
・高カロリーだが栄養価が高い
重要なのはカロリー以外の栄養素です。カロリーメイトは「バランス食品」というだけあって、ビタミン・ミネラル・葉酸などの栄養素が、かなり多く含まれています。
これは白米を食べただけでは到底取れない栄養素の多さで、サラダや魚などのおかずを一緒に食べたことで、やっと追いつくほどの栄養分です。
つまり、カロリーメイトは1食分の栄養素を、ギュッとコンパクトに詰め込んだような食品なんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カロリーメイトダイエットの効果と食べ方について紹介してきました。
栄養分やカロリーをしっかり理解して、上手に取り入れれば、エネルギー補給やダイエットにも役立つ「カロリーメイト」です。
ドラックストアやコンビニで手軽に購入できるので、ぜひ試してみてください。
それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!
