みなさん、いろいろなダイエット方法を試しているかと思います。
ダイエットには、摂取カロリーを減らすことが欠かせません。
そのため、食べたいものや高カロリーメニュー控えるなどの食事制限が少なからず必要となります。
しかし我慢ばかりではストレスが溜まるうえにモチベーションが下がり、途中で挫折してしまうことがあるでしょう。
そこで取り入れたいのが「チートデイ」です。
チートデイは、ダイエット中でも「好きなものを食べていい日」を作るという方法です。
ストイックに何か月も減量生活を続けているにもかかわらず体重が減らないときに行うことで、停滞期を突破することができるといわれています。
・いつやればいいの?
・どれくらいの頻度(間隔)で行うべき?
・食べてもいいメニューは?
このような疑問が出てきますよね。
今回は、そんなチートデイの効果とやり方を紹介していきます。
チートデイとは
チートデイは「Cheat=だます・ズルをする・反則をする」という言葉からきています。
ダイエット中でもズルする日を設けることで、減量を促進させるのです。
この「ズル」というのが食事。チートデイは食事制限をなくし、好きなものを食べていい日と決めます。
中には「そんなことすると、せっかく落ちた体重が元に戻ってしまうのでは」と心配になる方がいるでしょう。
このチートデイにはさまざまなメリットがあるのです。
チートデイの効果とやり方

・チートデイの必要なタイミング
減量期を始めて間もなく、カロリー制限に苦しむ方も多いと思います。
でもこの時期のチートデイは禁止!せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
チートデイは減量が進み、停滞期に入ったら取り入れるのが適切とされています。
カロリー制限をしているのにもかかわらず、約1週間程度体重が落ちなくなったらチートデイが必要なサインです。
あくまでも減量を目的としたカロリー摂取なので、その目的を間違えないように気を付けて取り組んでいきましょう。
・チートデイの効果
①代謝が上がる
減量期ではカロリー制限を脳が飢餓状態と勘違いするため、脂肪の消費を促すレプチンの分泌量を抑制します。
レプチンとは、脂肪細胞から放出されるホルモンで摂食行動を抑制するはたらきがあります。
肥満の人はこのレプチンが効きにくくなってしまっているとされています。
つまり、レプチンが分泌されにくくなるということは脂肪を蓄積しやすくなってしまうのです。
また、減量して体重が減ると基礎代謝が下がります。
基礎代謝とは人間が生命活動を維持するために消費するエネルギーを指します。
摂取カロリーを増やし基礎代謝を上げ、消費エネルギーを増やすことで減量しやすい身体作りにつながっていきます。
②身体の体調を整える
チートデイにはカロリー制限で偏ってしまいがちな栄養状態を整える役割もあります。
チートデイはただの暴飲暴食とは違い、計画的な栄養摂取が必要です。その理由は免疫力の低下を防ぐためです。
カロリー制限を続ける中で、どうしても1日では摂りきれない栄養素が存在します。
減量期に摂取しきれなかった栄養を摂り、身体を中からメンテナンスする日にしましょう。
③ストレス解消
チートデイのルールを守ることは必須ですが、なんと言っても好きなものを食べてストレスを解消するのも大きな目的です。
リバウンドしてしまう人の大きな原因がカロリー制限のストレスですよね。
ストレスを溜めすぎないようにタイミングを見計らってチートデイを入れるのもおすすめです。
・チートデイのやり方

①好きな食べ物を体重×40kcal食べる
自分が食べたいと思うものを食べるのが基本ではありますが、目安があります。
それは、体重×40kcalを基準に摂取することです。
チートデイだからといって、食べてはダメというものはありません。
しかし、だからといってむやみやたらに高カロリーな物ばかりを食べすぎると、それはやけ食いになります。
1日だけ、カロリーを意識しつつも好きなものを食べるのがチートデイを成功させるコツです。
②期間は1日だけにする
ダイエット停滞期を乗り越えるには、チートデイを上手に取り入れる必要がありますがチートデイを行う期間はとても重要です。
ダイエット停滞期になったからといって、「今日はチートデイだ」といって長い期間行ってしまっては、リバウンドの原因になります。
基本的にチートデイもトレーニングの1種です。
1日しかチートデイを設けないのは、食事を楽しむことでトレーニングの質を上げ、減量を促進させるために行うからです。
チートデイは1日だけ行うというのが、ダイエット停滞期を乗り越える優れた方法なのです。
③楽しく思い切って食事する
ダイエット停滞期を乗り越えるには、チートデイを成功させることが鍵なんです!
しかし、中には、「ダイエットをしているし…。」と節制することが大切と考えてしまい、チートデイにも関わらず中途半端な量に抑えてしまう人がいます。
無理に食べるべきとは言いませんが、我慢をした結果、満足度が低くなってしまったり、全く食べなかったりしてしまうと、チートデイの意味がありません。
チートデイはただダイエットのご褒美で行うのではなく、トレーニングの一環として取り入れられている方法です。
その日1日だけは、あなたの好きな物を食べていいのです。
まずは、食事を楽しむことが一番重要です。
楽しみながら食事を取ることで、不足していたカロリーを補い、減量しやすい体に変割っていきますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、チートデイの効果を紹介しました。
ダイエット停滞期は、減少しない体重や体脂肪にイラ立つこともあるでしょう。
しかし、停滞期の原因や対処法を知ることで、ダイエット停滞期を上手に脱出できます。
どのダイエットにも言えることですが、無理は禁物です。
ダイエットをして、体調を崩してしまっては元も子もないですからね。
それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!
