「ダイエットには○○を食べよう!」といった食べるだけダイエットは色々ありますよね。
巷で最近流行っているのが、きのこのえのき茸を食べるダイエットです。
「今度はきのこか…」と思ったあなた、えのき茸は本当にすごいんですよ!
ダイエットに良い成分がたくさん含まれているだけではなく、さらに美肌効果や健康効果もあるんです!
今回はえのきダイエットのやり方と効果を紹介します。
ダイエットをしながら健康に気を使っている人も、美しくなりたい人も、えのき茸を今日から早速食べてみてくださいね。
えのきダイエットのやり方と効果

・えのきダイエットのやり方
えのきを活用したダイエットが話題となっているようですが、その口コミには痩せたという声もあればあまり効果は感じなかったというものもあるようです。
そんなえのきを用いたダイエットはあくまで適切な方法で行うことが重要なのですが、えのきダイエットは特に制限などは設けずにえのきを普段の食生活に取り入れるだけとなります。
ダイエットの中にはかなり厳しい制限を設けるものもあり、置き換えダイエットなどではいつも食べている主食の代わりに代替の食品を食べる必要などがあります。
えのきダイエットでは基本的にいつも通りの食事をしつつも、脂肪燃焼作用などが期待できる上に食物繊維も豊富なえのきを適度に取り入れてその恩恵を受けるという方法になります。
しかし、ただ単にえのきを食べればよいというわけでなく、えのきの細胞壁を壊して有効成分をしっかりと摂取する必要があります。
そのためには干しえのきを活用したりペーストにして煮込んだえのきなどを活用するのもおすすめです!
それだけを毎日食べるのが難しい場合にはえのきを少しずつレシピに取り入れていくのがおすすめです。
干しえのきを活用したえのき水やえのき茶などは特にえのきのダイエット効果を引き出せるため痩せたという声が多いんです!
あくまでえのきダイエットをする場合には食生活全般を見直しバランスよく継続することが重要です。
いくら効果的と言われているものでも無理が生じては元も子もないので、無理せずにやってみてくださいね。
・えのきの効果
①食物繊維による便秘解消効果
えのきには、食物繊維が豊富なので便通を改善して便秘になりにくい体にする効果があります。
不溶性食物繊維なので、水分と一緒に摂取することで膨らんでいきます。
不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維のことです。胃や腸にある水分を吸収しながら膨らむ繊維で、歯ごたえがあってよく噛む食品に多いと言われています。
不溶性食物繊維であるえのきは、腸内で膨らむことから、腸全体を刺激します。
便の量を増す効果もあるので、腸の中に蓄積されてなかなか排出されなかった便も一緒に押し出します。
腸内環境が整えばお腹の出っ張りも凹みますし、代謝もアップするので脂肪燃焼しやすい体を作ることができるでしょう。
また、えのきには食物繊維だけではなく、キノコキトサンやグアニル酸という便通を整える働きをする成分も入っています。
ダイエットの成功には、体内に蓄積された不要物である便を排出することが欠かせませんので、食物繊維が豊富な食品はダイエット食として取り上げられます。
②摂取カロリーを抑える効果
えのきは、100ℊ食べても22kalと大変カロリーが低いので、摂取カロリーを抑えることでダイエット効果が期待できます。
えのきは、細かく切り刻むことで歯ごたえを増しますので、ハンバーグ具材やマーボー豆腐のひき肉などの中に混ぜることでかさまし効果もあります。
ダイエット中に麺類が食べたくなった時には、えのきで乗り切りましょう。
えのきの石づきを取り除いてから食べる部分を細かく分けて中華スープに入れるとカロリーの低いラーメン風えのきスープの完成です。
えのきだけではなく、きのこ類は全般的にカロリーが低いのでえのき以外の食感が欲しい時やうまみを出したい時にはなめこやエリンギを入れることもおすすめです。
③脂肪の吸収を抑制する効果
ダイエット中は、いかに体へ脂肪を吸収させないかがポイントですが、えのきにはキノコキトサンという名の成分が含まれています。
先ほどもご紹介したキノコキトサンには、腸壁の運動を助ける効果があります。
えのきと一緒に摂取することで、摂取した脂肪となる食品に膜を張るので腸が脂肪の吸収を抑制するのです。
不要な脂肪はそのまま便になって排出されますし、腸壁はえのきによって無理なくダイエットの補助的な活動ができます。
・えのきダイエットの注意点

えのきは、食物繊維が豊富です。
痩せたいからといって毎日えのきを食べ過ぎると、お腹がゆるくなってしまったり、便秘になることがあります。
えのきの食べすぎには注意したいですね。
そして、えのきは、もやしのように食感は楽しいですが、淡白な味ですので、えのきを料理する際の味付けにも気を配りたいですね。
特に、砂糖やみりんなどの糖質を多く含む調味料をたくさん使うのは、ダイエットの妨げになります。
また、塩や醤油、味噌、ポン酢などの塩分がむくみの原因になることもありますので、薄味を意識しましょう!
脂っこい食材や糖質の多い食材と組み合わせるのも避けるようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はえのきダイエットのやり方と効果を紹介してきました。
えのきをダイエット中に食べるときは、適切な摂取量を守るということがポイントになります。
ついつい、食べ過ぎてしまう可能性があるため、個数をあらかじめ決めておくなどの工夫をするとさらによいです!
どんな食品においても、単品ばかりを食べすぎるのはNGです。
食べる量や食べる時間を工夫して、えのきと上手に付き合いましょう。
それでは、健康的にダイエットをしていきましょう!
