ダイエット基礎知識

ダイエット中に肉を食べるべき5つの理由

ダイエット中でもお肉が食べたい!!と思ったことはありませんか?

お肉を食べてしまったらダイエットにならないと考えている人は多いと思います。

しかし、どうしても食べたいときは食べていいんです!

お肉は人が健康な体を維持するために大切なエネルギー源でもあります。

肉は太ると思われがちですが、実は食べ方を工夫することでダイエット効果が期待できるんですよ。

その代わりお肉でもヘルシーな部位を選ぶようにしましょう。

今回はヘルシーなお肉の選び方を消化します。

ヘルシーなお肉を選ぼう!

お肉のタンパク質には人間が体内で作ることのできない「必須アミノ酸」がバランスよく存在しており、その他にも身体に必要な栄養差がたくさん含まれています。

お肉の基本成分は、動物性タンパク質と動物性脂肪です。

タンパク質やそのほかの栄養を取りながら脂肪をできるだけ抑えることが、健康を維持しながらダイエットすることに繋がります。

脂肪を過剰に摂取しないように、お肉の部位を選ぶことが大切です!

タンパク質不足になると?

結論から言うと、「痩せにくい身体」になります。

ダイエット中は特に基礎代謝が重要になりますが、タンパク質不足によって筋肉量が低下することで、基礎代謝も低下します。

基礎代謝が低下すると、普段同じ生活をしているのにカロリー消費が少なくなります。

野菜だけ食べて痩せている人は特に注意してください。

摂取カロリーが低いので、最初のうちは痩せることができていてもそれは結果的に痩せにくい身体を作っていることになります。

お肉の選び方

やっと本題です。お肉の選び方について。

鶏、豚、牛の順番に見ていきましょう。

鶏肉

鶏肉はヘルシーミートの代表で、高タンパクでしかも消化吸収されやすいというのが特徴です。

脂肪が少なめで、牛・豚と比べカロリーが低く、アミノ酸バランスも良いためダイエッターやアスリートにはぜひ選んでほしいお肉です。

タンパク質は特に胸肉とササミに豊富に含まれています。

また、タンパク質の代謝に欠かせないビタミンA、B群、Kなどのビタミンも豊富で、効率的に筋肉を付けたい人にもおすすめです。

鶏肉のカロリーの4割以上が皮の部分にあるため、皮を除いて調理をすることでカロリーを大幅にカットすることができます。

豚肉

豚肉には、疲労回復や代謝に必要なビタミンB群が含まれています。

脂っこくて太りそうなイメージが持たれがちですが、ヒレ、ももなど赤身を選べば安心なんです。

豚肉は糖質の代謝を助けるビタミンB1が豊富で、牛肉や鶏肉の5~10倍程度にもなります。

特にヒレやももに多く含まれていて、疲労回復にも役立つため、夏バテのシーズンにはぴったりです。

甘いものやご飯、パンなど糖質(炭水化物)が好きな人や、スポーツの後にもおすすめです。

ニラ、しょうが、にんにくなどに含まれる「アリシン」はビタミンB1の吸収を高めてくれるため、一緒に摂取すると良いでしょう。

牛肉

牛肉は鉄分や体脂肪を燃焼させる効果で知られるL-カルニチンが多く含まれています。

焼肉やステーキならやっぱり牛肉ですよね。

どの部位もタンパク質の他に、美容ビタミンと言われるビタミンB2、吸収されやすいヘム鉄、余分な脂肪を分解してエネルギーに換えるL-カルニチンなど、女性に嬉しい栄養素が豊富です。

部位はヒレ・もも・肩が、脂肪が少なく鉄分が多く含まれているため、ダイエットに適しています。

脂肪が多いのはサーロイン、カルビ、ロース、バラなので、これらの部位はなるべく避けましょう。

・ダイエット効果

・必須アミノ酸

必須アミノ酸とは、タンパク質を構成している20種類のアミノ酸のうち、9種類のアミノ酸は体内で合成することができません。

これらは食物から摂取することが必須なため、「必須アミノ酸」と呼ばれています。

食物によって含まれているアミノ酸が異なるため、様々なアミノ酸をバランスよく摂取することが重要になります。

お菓子やジャンクフードばかり食べていると、必須アミノ酸が不足してしまいます。

必須アミノ酸が不足するとどうなるのでしょうか?

以下のような症状を感じるようになります。

①痩せにくくなる

②筋肉量の減少

③肌のトラブル

④睡眠の質低下

どれもダイエットには敵でしかありません。

もし、心当たりがある!と思った方はお肉を食べて必須アミノ酸を摂るようにしてくださいね。

・L-カルニチンで脂肪を燃焼!

赤身肉に豊富に含まれる「L-カルニチン」は、脂質の代謝に欠かせない栄養素です。

脂質の代謝とは、脂質がエネルギーに変換されること。 脂質の代謝は細胞のミトコンドリア内でおこなわれています。

脂質は体内に入るとまず脂肪酸に分解され、L-カルニチンのサポートによりミトコンドリア内に運ばれます。

つまり、L-カルニチンを摂取することによって脂肪の代謝がスムーズにおこなわれるようになり、体脂肪として蓄積されにくくなるのです。

・チロシンが含まれている

「チロシン」を聞いたことはありますか?

お肉にはアミノ酸の一種のチロシンが含まれています。

チロシンには、食欲を抑制する効果が期待されます。

ダイエットで食事の量減らしていると、ついついお菓子などの間食を食べたくなってしまうことがありますよね。

なので、お肉を食べて、食欲を抑えてダイエット中のドカ食いやリバウンドを防いでいきましょう。

・ビタミンB群が多く含まれている!

ビタミンB群は、糖質や脂質をエネルギーに変えて脂肪の蓄積防止の効果が期待されます。

特にお肉の中でも豚肉がビタミンBを多く含んでいます。

豚肉に含まれるビタミンB1は、体内で糖質をエネルギーへ変える際に必要です。

なので、ビタミンB1が不足すると糖質がエネルギーに変わらず脂肪の蓄積に繋がってしまいます。

またビタミンB1には、疲労回復にも効果があるのです。

・脂質を摂取できる!

脂質を摂ると太るんじゃないかと思われるかもしれませんが、実はダイエット中でも脂質は摂取した方が良いんです。

なぜなら、脂質が不足すると体中にビタミンが廻らずに便秘になったり、体の調子が悪くなったりすることがあるからです。

また豚肉と牛肉に含まれる脂質のオレイン酸には、肌の健康、動脈硬化の防止、便秘の改善や悪玉コレステロールを減らす働きがあると言われています。

さんざん脂質が良い!!と言ってきましたが、脂質の摂りすぎは脂肪増加の原因になりますので注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はお肉の選び方について紹介しました。

お肉を摂り入れれば、ほかの食事は特に変えずに食べてOKです。

お菓子は無理に制限しなくてよいですが、クッキーなどの小麦粉を使うものは避けたほうが無難です。

お肉の部位を賢く選び、薬味と上手に組み合わせて、燃焼ボディを手に入れましょう!

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