ダイエットを始めて、野菜をたくさん食べようと思うのは悪いことではありません。
私たちは、意識しないと野菜の摂取量が少なく本来必要なミネラルや食物繊維が不足しがちです。そこで一番簡単にできて誰でも挑戦しやすいのが、サラダ。
レタスやトマト、きゅうり、キノコ類など好みに合わせて準備できるのが良いところです。
しかし、皆さんは何をかけて召し上がりますか?
ベースとなるものを低カロリーにしても、ドレッシングがこってりなものだとその努力は水の泡かもしれません。
ドレッシングの種類

ドレッシングは調味料の一種で、酢・油・塩をベースにハーブや香辛料、その他の食材を加えて作られています。
近年のダイエットやワークアウトブームにより、様々な商品が開発されているように感じます。
ドレッシングの種類も増えたのではないでしょうか。
日本には、醤油や味噌、酢、砂糖、塩など和食には欠かせない調味料があります。
どれも万能で、それを単品で使っただけでも十分食材の味を引き立たせます。
しかし、欧米の食文化の介入によりどこかオシャレで、より一層食材の旨味を引き出すようなドレッシングが店頭に並んでいます。
さあ、どのドレッシングが高カロリーなのでしょうか。
高カロリーランキング5選
5位 ごまドレッシング
(大さじ1杯あたり約50kcal)
卵黄や、油、酢、砂糖を含むため、いくらごまを使っているとは言え、高カロリーになりやすです。
とは言え、お豆腐や野菜全般、豚しゃぶとも相性抜群です。
4位 フレンチドレッシング
(大さじ1杯あたり約61kcal)
酢をベースにした甘酸っさが特徴の白っぽいドレッシング。
トマトの風味をした赤い色のものもあります。
3位 サウザンアイランドドレッシング
(大さじ1杯あたり約62kcal)
マヨネーズとケチャップをベースに、タマネギやピクルスを加えて、香辛料調えられたドレッシング。
ベースがベースなだけに、高カロリーだということは明らかです。
2位 コブサラダドレッシング
(大さじ1杯あたり約64kcal)
市販のコブサラダドレッシングは、香辛料をふんだんに使いクリームや卵黄を加えたこってり代表の味となっています。
カリフォルニアで生まれたコブサラダは、レタス・鶏肉・ゆで卵・ベーコン・トマト・アボカド・チーズなど成立つボリューミーなサラダです。
現地では、フレンチドレッシングが使われるようです。
1位 シーザーサラダドレッシング
(大さじ1杯あたり約77kcal)
パルメザンチーズをベースに作られた脂肪分たっぷりの濃厚ドレッシング。
レタスなどの葉物の野菜にもしっかり絡むので食べ応えも感じられます。
番外 マヨネーズ
(大さじ1杯あたり約84kcal)
油・酢・卵から作られる、誰しもが知っているクリーミーな調味料。
マヨラーと言われる人が現れるほど、人々を夢中にします。
インゲンや、トマト、キュウリなど野菜にはもちろん、お好み焼きやたこ焼き、丼ものにも合うのが罪なところです。
考察
大さじ1杯って、気づくと軽々オーバーしてしまう量です。
サラダの内容をどんなにヘルシーにしても、ドレッシングで100kcal超えてしまうのは、悲しいですよね。
また、カロリーだけでなく糖質や脂質などを成分表でチェックすると、糖質制限や脂質制限をしている方など自分に合った方法でドレッシングを選ぶことができます。
必ずしも、カロリーだけで判断することがダイエットへの成功ではないので、注意しましょう。
ドレッシングの選び方

高カロリーだということを分かっていても、使いたくなる時がありますよね。
そういう時は、我慢せずに使いましょう。ただし、かけすぎには注意です。
前もって、いくつかの食材には塩や胡椒で下味をつけておいたり、オリーブオイルで味を整えておく。
最終的に決めた分だけ好みのドレッシングを使うと良いでしょう。
もう1つおすすめなのが、サラダのトップに使う食材(例えば、アボカドや肉類、魚介類、キノコ類など)にあらかじめ使いたいドレッシングを和えておくと、かけすぎ防止になります。
サラダの見た目も華やかになるし、サラダのバリエーションも広がります。
一番良い方法は、サラダを食材の味で楽しめるようになることです。
というのも、塩分過多だとむくみに繋がるし、砂糖や油分の取りすぎはやはり脂肪へ繋がるからです。
「ダイエットを始めて、薄味になった」という方がいますが、選ぶ食材や調味料が変わり、味に敏感になるからです。
ドレッシングや加工食品に使われているものから離れる時間増えて、食材本来の味がびっくりするほど分かるのです。
だから、サラダも酢や塩胡椒だけで楽しめるのです。
まとめ
予想は的中でしたか?
知らないうちに、カロリーを摂取しているという状態が一番ダイエットから遠ざかります。
まずは、自分がよく使うドレッシングのことを知るだけでも大きな一歩です。
その上で、我慢ができるのか他のドレッシングで代用できるのか、自分と相談するようにしましょう。
たった一度高カロリーのものを口に入れたからといって、すぐに脂肪になるわけではありません。
日々の積み重ねです。
それを忘れずに、私たちのエネルギーとなる食事を楽しみましょう。