糖質制限や筋トレ、置き換えダイエット色々なダイエット方法がありますよね!
その中で汗をかくダイエット方法を実施していますか?
筋トレやお風呂に入ると汗がでますよね。
汗には2種類あり、「太る汗」「痩せる汗」があるんです。
ダイエットしている方には知っておいてほしい知識です。
今回は、ベタベタな汗をかくと痩せるは間違い?なのかを紹介していきますね!
ベタベタな汗をかくと痩せるは間違い?

まず、汗をかくところを想像してみてください!
その時の汗はどうでしょう?サラサラですか?ベタベタですか?
汗にはこの2種類あり、痩せる汗と太る汗があるのです!
そして、「痩せる汗=サラサラな汗」、「太る汗=ベタベタな汗」なんです!
これで分かりましたね!
ベタベタな汗をかくと痩せるのは間違いでした!
正しくは、痩せる汗=サラサラな汗なんです!
まだこれでは何が違うのか分からないですよね!
大丈夫です、汗の種類からダイエットとの関係性を見ていきましょう!
「太る汗」と「痩せる汗」の見わけ方

太る汗にはミネラルが大量に含まれているので、汗がベタベタしています。
痩せる汗にはミネラルが含まれていないので、サラサラしていて無臭なのが特徴です。
見分け方としては、10円玉を汗をかいている部分に引っ付けてみてください!
10円玉が引っ付いてしまうとそれは太る汗をかいています。
引っ付かないようであれば痩せる汗をかけているんです!
ぜひどちらの汗をかいているか検証してみてくださいね!
汗の種類

汗は2種類あるということは、汗が出る部分も2種類あります。
エクリン線とアポクリン線という汗腺があるので、それぞれの特徴を見ていきましょう!
エクリン線 | アポクリン線 | |
部位 | 全身のほとんどの皮膚表面 | わきの下、乳首、下腹部など |
ニオイ | なし | ほとんどなし |
色 | 無色 | 乳白色 |
汗の種類 | サラサラ | ベタベタ |
参考:汗について
これで汗の種類とそれぞれの特徴が分かりましたね!
痩せるためにかく良い汗とは、ベタベタではなくサラサラの汗でした。
つまり、エクリン線から汗を出すようにすればいいんです。
では、汗をかくタイミングはどのような時でしょうか?
まず、発汗の仕方を3パターン紹介しますね!
温熱性発汗
猛暑や運動をした時に、たくさんの汗が出ますよね!
手のひらや足の裏以外の部分から出る汗で、全身から出る汗のことです。
・暑いときや運動をしたときに体温調節のためにかく汗
・汗をかく部位:手のひら、足の裏を除く全身
・汗腺の種類:エクリン腺
精神性発汗
人前に出て緊張した時やびっくりした時に汗がでたことはありませんか?
精神的な刺激からでる汗のことですね!
手のひら、足のうら、わきの下など限られた部分から短時間で出る汗のことですね!
・ストレスや緊張など精神的な刺激によりかく汗
・汗をかく部位:ワキ、手のひら、足の裏など局所的
・汗腺の種類:エクリン腺、アポクリン腺
味覚性発汗
辛い物を食べたときに額や鼻から汗がでたことはありませんか?
味覚から刺激によって反射的に出る汗のことですね!
・辛いものやすっぱいものを食べたときにかく汗
・汗をかく部位:特に額や鼻など
・汗腺の種類:エクリン腺
汗をかくと、ダイエットとどのような関係性があるのでしょうか?
汗とダイエットの関係

汗とダイエット関係性を見ていきましょう!
実のところ、かいた汗の量と脂肪燃焼量はほとんど関係ありません。
汗は身体の水分を外に出しているだけなので、一時的には体重が減ります。
体重減ったらダイエットが成功した!と思いますよね。
これが罠なんです。
減っているのは何でしたでしょうか?
そうです、身体の水分でしたよね。
つまり、身体の水分が減っただけで脂肪は減ってないんです。
身体がむくんだりする人は体内にある水分量が多いため、一気に5kg減ることがあります。
これだけ体重が一気に減ってしまうことは危険な状態なので、もし減ってしまった場合はしっかりと水分補給してくださいね。
汗にはデトックス効果がある

汗をかく≠脂肪燃焼量ということは理解しましたよね。
では、ダイエットにおいて汗をかく意味がないと思いませんか?
確かに汗をかく≠脂肪燃焼量となりますが、汗をかくとデトックス効果があるんです!
身体の中の老廃物を汗と一緒に排出することによって、内臓機能がアップします。
そのため、基礎代謝が上がり、脂肪燃焼効果がアップするんです!
関係ないと言いながら、間接的ではありますがダイエットとの関係あるようですね。
ダイエットに効果的な痩せる汗をかく方法は?

汗をかくと基礎代謝が上がり、脂肪燃焼効果がアップすることは分かりましたよね!
次に必要なのは、効率的に痩せる汗をかく方法です。
どのような行動をすれば、効率的な汗をかくことができるのでしょうか。
その方法を紹介しますね!
お風呂やサウナに入る
お風呂やサウナに入ると汗をかきますよね。
この汗をかくことが大事なんです。
「体温が高くなり、下げるために汗をかく。」
この身体の働きを活発化させることによって、基礎代謝を上げることができるんです。
これをお風呂やサウナでできるなら、誰でも出来て楽なのでダイエットにはもってこいですよね。
▼お風呂、サウナダイエットはこちら!


腹式呼吸をする
腹式呼吸は聞いたことがあると思います。
これはいつでも行うことができる汗腺のトレーニングなんです。
腹式呼吸を意識的にすることによって、身体により多くの酸素を取り込めるようになるので発汗作用がアップします。
ウォーキングなどの有酸素運動
ウォーキングやストレッチなどの運動を有酸素運動といいます。
酸素を取り入れながら運動をするから、有酸素運動といわれています。
運動をするには、酸素がたくさん必要になるので身体は必死に取り入れようとします。
酸素を身体に取り入れると基礎代謝が上がるので、必然的に汗が出やすくなるんです。
▼ウォーキングダイエットはこちら!



注意点

効率的に汗をかくためには避けるべき行動があります。
今から紹介するものを参考にしてみてくださいね!
涼しい部屋から急に暑い外に出ない
冷房などで涼しくなった空間に長時間いると、皮膚温度が下がってしまいます。
長時間いると暑い外に出ても、身体から汗が出ない状態になっているんです。
一定時間経つと身体の温度が上がるので下げるために汗が出るようになります。
だた、皮膚温度が下がりきっているところから、一気に体温が上昇するため大量の汗をかくことになります。
通気性のいい服を着る
汗をかいたら、早く身体の温度をさげないといけません。
綿や麻などの汗が蒸発しやすく、通気性に優れた服を選ぶようにしてみてくださいね。
部屋の温度を下げ過ぎない
夏だと冷房入れたくなりますよね。
ここで気を付けてほしいのは、冷房の温度を下げ過ぎないということです。
冷風が身体に直接当たらないようにカーディガンやブランケットなど活用してみてくださいね!
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、ベタベタな汗をかくと痩せるは間違い?なのかを紹介しました。
この記事を見るだけで、汗の種類、汗とダイエットとの関係性、効率的な汗のかき方を知れましたよね!
汗をかくと身体の水分がなくなっているので、水分補給は忘れずに行ってくださいね!
それでは、健康に気を付けてダイエットをしていきましょう!
