ダイエット基礎知識

食事制限なしの「8時間ダイエット」とは?

「8時間ダイエット」は、1日のうち8時間の間に食事をして、残りの16時間は水分だけを摂るというダイエット方法です。

この8時間ダイエットは、食べる時間を制限するだけで簡単に痩せるという触れ込みですが、本当にそんな効果があるのでしょうか。

今回は8時間ダイエットの方法と痩せる仕組みや注意点について紹介します!

正しい8時間ダイエットを理解しよう!

・8時間ダイエットのやり方

1.  食事の時間を決める

8時間ダイエットは今まで普通に3食食べていた人にとっては少し慣れるまでに時間がかかるダイエットです。

そのためにも体に8時間内の2回の食事、16時間の休息のリズムを覚えさせましょう。

何時と何時に食事!と決めておくとうっかりミスで、2回目の食事を食べ損ねることや、時間オーバーして食べてしまう失敗もありません。

8時間ダイエットのコツは継続です。

継続させるためにも最初にしっかりマイルールを決めておきましょう。

2.  飲み物に気をつける

16時間中は水分をしっかり摂ることが大事です。

しかし、この時間中に甘い糖分がたっぷり入った飲み物を飲むのはダイエットの大敵です。

可能であれば、お茶かお水などのカロリーの少ないものを選ぶようにしましょう。

コーヒーなどのカフェインが含まれる飲み物には注意してください。

コーヒーに含まれるカフェインは、胃や腸に負担をかけてしまい、胃や腸の休息を邪魔してしまいます。

また、1日の食事回数が2回になることで栄養バランスが崩れやすくなってしまう可能性が高くなってしまいます。

16時間中の飲み物に一度、グリーンスムージーや酵素ドリンクを挟むこともおすすめです。

グリーンスムージーは野菜不足を解消し、空腹感も抑えてくれますし、酵素ドリンクは栄養補給体に必要な酵素を増やすだけでなく体調もしっかり整えてくれます!

3.  運動も並行してやるとさらに効果アップ!

8時間ダイエット中は運動もさらに並行して行うと、脂肪が燃えやすく効果がさらに上がります。

8時間ダイエットはそれだけでも十分に効果がありますし、運動が苦手な方でもしっかり長期間継続できるものを実行しましょう。

おすすめは10分間の有酸素運動です!

有酸素運動とはウォーキングや軽い水泳などで体に少しの負荷をかけて運動することで酸素をしっかり供給しながら脂肪を燃やす運動のことをいいます。

有酸素運動は酸素が脂肪を燃やすいわゆる燃焼材として使われるので8時間ダイエットのような食事リズムをしている人にとって同時並行して行うダイエットとしてはうってつけです。

これも継続がとても大切ですが、10分で大きな効果が得られる運動ですのでぜひ試してみてください!

8時間ダイエットのメリット・デメリット

・8時間ダイエットのメリット

最初の食事を何時にするかによりますが、8時間以内で3食摂るのはけっこう難しいです。

1食を軽くすれば全体としてカロリーが減りますし、1食抜けば2食分のカロリーになります。

食事の回数が減ることで自然とカロリー制限が出来て体重が落ちるという仕組みです。

実は8時間ダイエットは胃腸にもいいんです。

胃腸は食べ物を消化するというすごいパワーを持っていますが、そんなに早く消化できるわけではありません。

普通に3食とると前の食事の消化が終わっていないのに、さらに追加の食べ物が入ってくるので、消化しきれず脂肪がどんどん溜まっていきます。。。

8時間ダイエットは16時間のあいだに脂肪を残さずに消化してくれるので、太りづらく胃腸にも優しいのです。

・8時間ダイエットのデメリット

8時間ダイエットのデメリットを挙げてみると、これらの3つになります。

・自制が効かない人はカロリーが抑えきれないことも
・バランスのいい食事が難しい
・普段朝ごはんが早い人にとっては少し辛い

上の二つのデメリットに関しては、8時間ダイエットが失敗しやすいデメリットです。

しっかり8時間のルールを守っているのに長期間続けても痩せないという人は、8時間ダイエットで食べている2食の総カロリーと、普段の3食食べている総カロリーを比べてみてください。

普段3食食べているカロリーより2食の方がカロリーが少なくなければ基本的に痩せません。

そして、食事のバランスですが、糖質ばかりに偏り過ぎていて8時間ダイエットに失敗している人が多くいます。

3食で食事のバランスを今までとっていた人が2食になり、安心しきって丼物や麺類をたくさん食べてしまうと食事のバランスが崩れ、ビタミン不足、カロリー超過に繋がってしまいます。

8時間ダイエットでも2食の中で低カロリーかつ、ビタミンや鉄分など野菜や魚などを意識して摂るようにしてバランスの良い食事を心がけましょう。

最後に、「普段朝ごはんが早い人にはつらい」というデメリットについてです。

普通は7時、12時、19時と朝ごはんが早めの人が8時間ダイエットは7時、15時に食事ができる計算になります。

ということは最後の食事の時間は15時になり、寝る時間までの間が長く、その分空腹と戦う時間も長くなってしまい、ストレスを感じやすくなってしまいます。

それに比べて普段朝ごはんを食べずに、昼ごはんからスタートする人が8時間ダイエットをすると、2回の食事の時間は12時、20時の二回です。

最後の食事から寝る時間までの時間が、朝ごはんを早めに食べる人よりも短いのでダイエットの難易度がグンと下がりますよね。

もし朝ごはんが普段早くても8時間ダイエットに挑戦したい方は、朝ごはんの時間を普段より少し遅めに設定するのも継続させるための作戦の一つです!

これで8時間ダイエットについて理解できたと思います!

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