ブロッコリーの栄養は最強!!と言われてるのはご存じですか?
スーバーに行けば、一年中、売っているブロッコリー。
茹でたり、蒸したり、炒めたり・・・様々な調理法でおいしく頂けるブロッコリーは、家庭でも一般的に食べられている野菜です。
ここでは、ブロッコリーの栄養素を高める食べ方、調理法や保存方法を紹介していきます。
ブロッコリーの効果

① 脂肪の蓄積を抑える
ブロッコリーには、クロムというミネラルが他の野菜と比べ、豊富に含まれています。
クロムは脂質、糖質の代謝をサポートする役割があります。
糖質の代謝をサポートすることによって、糖質が脂質に代わり、その脂質が体に蓄積するのを抑えてくれます。
② 便秘解消
ブロッコリーには不溶性(水に溶けない)食物繊維が豊富に含まれています。
ブロッコリーに含まれる、不溶性食物繊維は、腸内を刺激し、お通じを促してくれる効果があります。
また、便秘解消によって、美肌効果も期待できます。
③ デトックス効果
ブロッコリーにはスルフォラファンという物質が豊富に含まれています。
スルフォラファンは体に溜まった有害物質を無毒化してくれる効果があるので、ブロッコリーはデトックスに最適です。
ブロッコリーの食べ方、おススメの調理方法

① 電子レンジで加熱する
ブロッコリーを食べる時、一般的には加熱しますが、その時、鍋で茹でるのではなく、電子レンジを使いましょう。
ブロッコリーには、ビタミンCが豊富で、そのビタミンCは水に溶けやすい性質があります。
その為、鍋で茹でると、せっかくのビタミン、ミネラルが水に溶け出してしまいます。
電子レンジで加熱すると、水にビタミンが溶け出すのを防げるので、効率的に栄養を摂取する事ができます。
② 芯まで食べる
ブロッコリーを調理する際、捨てられがちな茎や葉っぱですが、この部分にもビタミンCや食物繊維などが豊富に含まれています。
どう調理するが悩みますが、そういう時は、炊飯器ピラフがお勧めです。
炊飯器に米、野菜、肉などを入れ、コンソメなどで味付けし、最後にブロッコリーを一株、米に刺し、普通に炊飯します。
そうすると、水に溶けだした、ビタミン、ミネラルも余すことなく、手軽に摂取する事ができます。
③ 低温蒸し
最近話題になっているのが、低温蒸しです。
低温蒸しで調理すると、水を使わない分、ビタミンやミネラルなどの栄養素が溶け出すのを防ぎます。
また、うまみ成分である、グルアニル酸が増えるのでおいしく食べることができます。
ブロッコリーの保存法

① 長期保存には冷凍がおススメ
ブロッコリーは生で保存して、賞味期限は3日程度です。
なので、長期保存には、冷凍する事がおススメです。
その際、加熱しても、生のままでも、どちらでもいいです。
加熱すると、調理がラクになりますし、生のまま冷凍保存すると、食感が悪くなりにくくなります。
賞味期限は1ヵ月程度です。
② 水にさして保存
常温で保存しても、鮮度を保ってくれる保存法があります。
それは、ブロッコリーが入る、大きい容器に水を入れ、ブロッコリーの根元を1cmほど切り、お花をいけるように、茎を下にして水につける方法です。
こうすると3日間は鮮度を保って、保存する事ができます。
その際、1日一回(夏場は2回)水を交換しましょう。
注意点

① 虫に注意
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、アブラナ科の植物は虫がつきやすい傾向があるます。
なので、ブロッコリーを調理する際は、しっかり洗いましょう。
おススメの洗い方は、ボールに水を入れ、ブロッコリーのモコモコの部分を下にし、水につけます。
20分程度たったら、茎を持ち、水の中で振り洗いします。
そうすると、虫や汚れがおち、おいしく食べることができます。
② 残留農薬
ブロッコリーは虫がつきやすいと言いましたが、それを育てる際に予防するのが、農薬です。
農薬と聞くと、やはり、気になりますので、しっかり洗うという事が大切です。
おススメは農薬野菜専用の洗剤です。ホタテなど、天然のものが原料となっているので、すすぎ残しがあっても、安心して食べることができます。
③ よく噛んで食べる
ブロッコリーは不溶性食物繊維が多く含まれる野菜です。
しっかり噛んで食べるようにしないと、胃に負担をかけ、消化不良を起こしてしまいます。
また、ブロッコリーの成分、スルフォラファンは噛んで、細胞を壊すことで、吸収しやすくなります。
そして、噛むことで、唾液が分泌し、口臭や虫歯予防になるだけでなく、ストレスも解消します。
まとめ
どうでしょうか?
ブロッコリーは、美容、健康に良い栄養素をもち、また、ダイエットにも最適な食べ物です。
また、ブロッコリーには野菜では摂取できない、タンパク質も含まれています。まさに最強の野菜です。
健康効果も高く、スーパーに行けば、必ずあり、手軽に購入できる、ブロッコリー。
調理の幅も広く、とても摂取しやすい野菜です。
日々の食事にブロッコリーを取り入れ、健康、きれいになりましょう。
